YAS-62
価格
価格:295,000円(税抜き)
最安モデルの280と比べると15万5000円も高いです。
しかしこの62は長い歴史もちヤマハ製サックスを支え、62だからこその安定感があります。
もちろん480とは性能も桁違いによくなっています。
特徴
YAS-62のコンセプトはこちら
世代を超え受継ぐ伝統の血筋
先ほども行ったようにこの62はヤマハの中でも長い歴史をもち、常に存在してきました。
なので全世代からも愛されています。学校の吹奏楽部で使われている楽器もこの62が一番多いです。
その62がさらに進化して帰ってきたわけです。
「よくないわけ無いじゃないですか」
そして1つ安いモデルである480と比べて何が違うかと言うと細かく見れば、低音キイや一体座が変わってたりします。
響きも格段に向上しています。
ですが決定的な違いが2つあります。
480との違い①
480と決定的な違い1つ目は
”彫刻”
62に施されている彫刻は480とは違いさらにオシャレになっています。
これちなみに全部手彫りです。
まさに職人技・・・
なので外観でモデルを見分けるには彫刻を見ることでも見分けることができます。
480との違い②
480との決定的な違い2つ目は
”ネック”
62に付属されているネックは62専用のネックが採用されています。
62ならではの心地よい吹奏感と抵抗感を維持。より一層、音楽に集中して演奏が可能です。
480の時にも言いましたが、ネックが変わるだけで全然音色など変わってくるのでこれだけでも62にする価値があります。
62まとめ
62は280に比べて15万5000円も高く、480と比べても6万5000円も高くなっています。
しかしその差分の価値は十分にあります。
480との決定的な違いは
- 彫刻がオシャレになっている
- 付属のネックは62専用モデル
さらに響きも格段によくなっています。本当にとてもオススメです。
なので480を買おうと思っているそこのあなた!!
ぜひ6万5000円ためて62にしましょう!
YAS-62の製品情報はコチラ!
YAS-82Z
価格
価格:410,000円(税抜き)
最安モデルの280と比べ28万円も高く、1つ下の62より11万5000円も高い・・・
しかし、ここから上のモデルは上位モデルで「カスタムモデル」と呼ばれており、ここまでのモデルとは一線置いています。
特徴
YAS-82Zのコンセプトはこちら
全ての感情をサウンドにこめられること。82Zにはそれがある
まず82Zでここだけは知っておいて欲しい最大の特徴があります。
82Z最大の特徴
楽器自体ジャズ用に作られている
楽器の作り自体がジャズ向けに作られていますので、
クラシカルサクソフォンを楽しみたいと言うのであればこの楽器は買うべきではないです。
あと先ほども言いましたが、ここから上がカスタムモデルといい上位モデルになります。
なので62と82Zでは違いがとても多いです。
ざっくり紹介すると
62と82Zの違い
- ベル:2枚取り→1枚取り
- 彫刻が新たなデザイン
- 付属ネックはV1ネック
- ケースが頑丈に
こんな感じです。
順番に説明していきます。
ベルが1枚取りに!
多分こう思っている方も多いでしょう。
まず2枚取りベルから説明します。
2枚取りベルとは
- ベル制作時に半円の金属と半円の金属をくっつけて1つの円を作る製法
- 280〜62で採用されている
この2枚取りベルの特徴として、
均等に効率よく効率良く生産できコストを抑えて作ることができます。
その代わりどうしても2つを1つにくっつけるので、厚さがほんの少し違ったりして響きにバラつきが出てしまいます。
続いて1枚取りベルです。
1枚取りベルとは
- 職人の手によって1枚1枚をハンマーで叩いてベルの形にする製法
- 82Zから上のモデルで採用されている
1枚取りベルの特徴として、
2枚取りベルの逆で、1枚の板を叩いてベルの形にするため、厚さが均一で響きも均等になり音抜けがよくなります。
職人の手で1つ1つ作っているので、それだけ手間とお金もかかるのです。
島村楽器さんがとても分かりやすい解説をしてくれているのでこちらをご覧ください。
https://www.shimamura.co.jp/shop/expocity/winds-strings/20190416/3899
彫刻がまた新しくなった
上が82Zで下が62です。
やはり値段が高くなればなるほど彫刻もオシャレになっていくようですね。
どちらがオシャレかは人によりますが、僕は82Zの方がオシャレに見えます。
さっきも言いましたが、この彫刻がモデルによって違いますので、マニアにとってはこの彫刻を見るだけでどのモデルか分かりますね。
付属ネックが良い
今回付属でついているネックはV1ネックというネックです。
このネックは通常と違い特徴として高音域のコントロールが非常にしやすいものとなっています。
ただし、ネックも人との相性がありまして、62のネックが良いと言う人もいればV1ネックが良いと言う人もいるので実際に試奏してみましょう。
ケースが頑丈に
62までのケース
82Zのケース
82Zのケースは62までのケースに比べてかなり頑丈に作られています。
62までケースでは少し心配ですが、82Zのケースだと全く問題ありません。
ただし!
82Zのケースはリュックのように背負うことができません。
肩にかけることはできますが、62のケースのように背負うことができないので注意です。
82Zケースの特徴
- かなり頑丈でトラック輸送も問題なし
- リュック型ではないので背負うことができない。
82Zまとめ
82Zを買うべき人
- 本格的にジャズをやりたいと思っている人
ジャズサックスを本格的にやりたいと思っている人にはこれ以上ない楽器だと思います。
逆にクラシカルサックスをしたいと思っている人はこの82Zは相性がよくないのでオススメしません。
付属のケースは頑丈ですが、リュックのように背負うことができないので注意しましょう。
YAS-82Zの製品情報はコチラ!
YAS-875EX
価格
価格:505,000円(税抜き)
ついに50万円を超えました。
ただしヤマハの技術を全て注ぎ込んだ楽器です。
これまでの楽器とは格が違います。
高いだけあってEXを吹く人は、プロか上級者が占めています。
特徴
YAS-875EXのコンセプトはこちら
Custom EXの伝統が更なる高みへ
EXという文字が格好いい!!
このYAS-875EXはあの日本が世界に誇るサックス奏者、
須川展也氏が監修したモデルです。
もちろん価格がヤマハのアルトサックスの中で一番高いだけあって、
音程や操作性は抜群です。
※前の記事をパクりますが
EXが誇るはその一級品の響き。
ポイント
その響きは深みのある温かな響きで聞く人を魅了します。
上質で威厳あふれるサウンドのYAS-875EX
さらにこのEXシリーズはもう一つコンセプト?があります。
「一度吹いてみてください。あなたの心を表現します。」
一度試奏すればその響きを忘れることはできません。
僕もサックスを買う時、結局この875EXとセルマーで1時間は試奏して悩み続けました。
結局セルマー買ったけど
このEXを吹けばあなたの人生なんて一瞬で変わってしまいます。
875EXまとめ
EXを買うべき人
- 最高のサックスを求めている人
- 人生を豊かにしたいと思っている人
ヤマハに関わりのあるプロの奏者はほとんどこのEXを使っています。
しかし50万越えの買い物というのはなかなかできない買い物です。
しかし一度このEXを手にすれば吹奏楽人生は一気に変わります。
さらに
『音楽楽しい!』
と思うことでしょう。
YAS-875EXの製品情報はコチラ!
まとめ
今回はアルトサックスについて記事を書いてみましたが、それぞれのレベルごとにオススメを発表していきます。
初心者にオススメのモデル
YAS-280
YAS-280はなんと言っても14万円という価格の安さ!
良質なアルトサックスが14万円で買えるのはヤマハだけです。
という初心者の方はYAS-280がとてもオススメです!
楽器に触って音楽という世界に足を踏み入れてみましょう!
価格:14万円
ある程度経験してレベルアップしたい人
YAS-62
学校の部活である程度吹いた人は
『自分の楽器が欲しい!』
と思うでしょう。
初心者楽器で我慢している人はそろそろ
『もっと良い楽器がほしい!』
と思うでしょう。
そう思ったときはこのYAS-62一択です。
一つしたのモデルの480とは桁違いに響きが良くなっていますし、自由に音楽を表現することができます。
480との価格差は6万5000円で少しお財布が苦しいところではありますが、
480を買うくらいなら、62を買った方が絶対に良いと言い切れます。
価格:295,000円
上級者向け、プロを目指したい人
YAS-875EX
上級者の人で
『最高の楽器が欲しい!』
と思っている人や、プロを目指すなら
875EX
で決まりです。というかこれ以外許しません。
EXは少し抵抗感がありますが、その分豊かな音を出してくれますし、
何より自分が
『こう吹きたい!』
と思ったこと全部を音色に変えてくれます。
50万円という高額な品ですが、
あなたがEXを手にした瞬間音楽家としての世界は無限大に広がることでしょう。
価格:505,000円